赤ちゃんの安全対策や階下への騒音対策にジョイントマットを敷こうとお考えのご家庭も多いと思います。
フローリングや畳に敷くだけで良いので、賃貸でも手軽に取り入れることができます。
しかし、実際にジョイントマットは安全対策と騒音対策に向いているのでしょうか。
今回は、ジョイントマットの安全対策・騒音対策の効果とデメリットをご紹介いたします!

スポンサーリンク


ジョイントマットを敷くメリット

赤ちゃん専門店やホームセンターなどで、フローリングや畳に敷くだけで安全対策や騒音対策になるとして人気のジョイントマットは、スポンジやEVA素材などでできているのが主流です。
部屋のスペースに合わせて必要な分だけを繋ぎ合わせ、はみだしたりして不要になった部分はカッターナイフなどで簡単に取り除くことができます。

では、このジョイントマットを敷くことでどのようなメリットがあるのでしょうか。

赤ちゃんや小さな子供の安全対策

ハイハイや歩き始めの赤ちゃんや小さな子供が居るご家庭は、膝への負担軽減や転倒した時の安全対策としてジョイントマットがおすすめです。
柔らかいスポンジのような素材でできているので、万が一転んでしまったりしても痛くありません。

汚れ防止

フローリングや畳にジュースをこぼしたり、らくがきされると困りますよね。
賃貸住宅だと、変色や変形・カビの発生などがあった場合、退去時に原状回復義務によって修善費用を請求されることもあります。

そこでジョイントマットを敷くことで、フローリングや畳が直接汚れるのを防ぐことができます。
撥水効果のあるEVAやスポンジ素材のジョイントマットの場合、拭き取るだけで汚れやこぼしたジュースを簡単に掃除することができます。

子供の騒音対策

子供が小さいうちは、階下への足音やとび跳ねる音などが気になりますよね。
1cm以上の厚みのあるジョイントマットは、衝撃や足音を吸収する効果があるので、階下への騒音対策としておすすめです。

ジョイントマットを敷く時の注意点

手軽に敷くことができて、汚れればサッと拭き取るだけで掃除することができるジョイントマットは、小さな子供が居るご家庭では特におすすめです。
部屋中に敷かなくても、子供が遊ぶスペースだけに敷いたり、リビングの一部にだけ敷くことができるので、使いたい用途や面積で商品を選ぶことができます。

ジョイントマットは敷くだけでOKですが、敷く時の注意点があります。

カビ・ダニが発生しやすい

ジョイントマットを敷くことで、フローリングや畳の表面がおおわれてしまうので、そこだけ通気性が悪くなってしまいます。
そのため、カビやダニが発生しやすくなるので、敷く前に以下の予防法を行っておく必要があります。

≪ダニ対策≫

特に畳はダニが発生しやすいので、ジョイントマットを敷く前にもともと居るダニを死滅させる必要があります。
スチームアイロンや家庭用スチームクリーナー・ダニアースなどを使用して、畳に潜むダニを退治します。
その後、ダニの死骸や糞などを取り除くため、掃除機をかけます。
ダニを寄せ付けない効果のあるダニ除け剤などをスプレーしておくと効果的です。

≪カビ対策≫

畳やフローリングをおおってしまうことで、通気性が悪くなるため余分な湿気がこもってしまい、カビが発生しやすくなります。
そのため、ジョイントマットを敷く前に酢を水で薄めたものや、塩素系漂白剤を水でうすめたもので床を拭くことで、カビの発生を予防することができます。

1年くらいで買い替える必要がある

ジョイントマットは、スポンジやEVA素材でできていることが多いので、どうしても経年劣化でへたってしまいます。
厚みがなくなってしまうことで、騒音対策や安全対策としての効果がなくなってしまうため、1年を目安に買い替える必要があります。

表面が凸凹のものは掃除しにくい

ジュースなど液体をこぼしてしまった時、表面が凸凹したジョイントマットだと、へこんでいるところの水気が拭き取りにくいです。
また、掃除機でいっきにゴミを吸い取る場合は問題ないのですが、少し食べカスをこぼしたなどでほうきで掃除する時に、へこんだところにゴミが溜まるので掃除しにくいデメリットがあります。
気になる人は、凸凹していないジョイントマットを選ぶようにしましょう。

まとめ

小さな子供が居るご家庭は、ジョイントマットを敷くのをおすすめします。
ジョイントマットを敷く前にカビ・ダニ対策を行うことで、ダニやカビの発生を予防することができます。
ホームセンターや赤ちゃん用品専門店以外に、ネット通販でもデザイン性が高く防音・安全対策になる商品が販売されているので、色んな商品を見て検討してみてくださいね!