妊娠中は本能的に脂肪と水分を蓄えてしまうため、体重がとても増えやすくなります。
そのため、妊娠前と同じ食生活をしていて急激に体重が増えてしまった妊婦さんも多いのではないでしょうか。

今回は、妊婦の体重管理に役立つ情報をご紹介いたします!

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妊婦が太りやすい理由

妊娠すると、本能的に脂肪と水分を溜めやすくなる以外に、基礎代謝が非妊娠時より悪くなるので、余分なカロリーが消費されにくくなります。
また、妊婦特有の体調不良や感染症予防などで外出する機会が減ることで、運動不足に陥るのも原因の一つです。

最近では、妊娠中に急激に体重が増えることで妊娠高血圧症や妊娠糖尿病などのリスク高まる以外に、産道に脂肪が付くことで難産になることが分かっています。
そのため、産院で体重を厳しく管理され、時には管理入院しなければいけない場合もあります。

これらのことから、妊娠したら食事と運動量に気を付けながら体重管理を行う必要があります。

妊婦の体重管理に役立つアイデア

妊婦の体重管理は、想像以上に過酷です。
人間にとって美味しいもの・好きなものを食べたり飲んだりするのは、最も手軽なストレス解消法なので、これらを禁じられるストレスは想像を絶します。
しかし体重管理をしなければお腹の赤ちゃんに影響があるのも事実なので、なるべくストレスなく体重管理をするようにしましょう。
それでは、妊婦の体重管理に役立つアイデアをご紹介いたします!

塩とコショウを分ける

サラダや炒め物を作る時に、塩とコショウが一緒になった塩コショウを使用しているご家庭が多いですよね。
しかし、塩コショウを使うと必然的に塩分の多い食事になってしまいます。
そのため、塩とコショウを分けて使用し、塩は控えめにコショウを多めに使うことで味を調整するようにしましょう。

また、減塩調味料を使用したり、さしみやギョーザなどのつけダレを付けずに食べると塩分を減らすことができます。
にんにくや生姜などの香辛料で味付けをして、塩や醤油など塩分を含む調味料を使わなくても満足できる味に整えることができます。

肉は脂肪を取り除く

豚や牛のステーキ肉や鶏肉の皮は、下処理の時点で取り除くことでカロリーを減らすことができます。
肉の種類も脂身の少ないヒレや赤身・ムネ肉などを使用すると、よりヘルシーに調理することができます。

食事を抜かない

体重が増えすぎてしまうと、1食抜いてしまう人が居ます。
人間は1食でも抜くと、不足した食事分の栄養を次の食事で吸収しようとしてしまうため、余計に脂肪が付きやすくなります。
また、炭水化物を排除した食事は、身体を動かすエネルギー源が不足してしまうため、適度に摂取するようにしましょう。

体調が良ければ歩く

妊娠初期は胎盤がまだ完成していないので無理な運動は推奨されていませんが、安定期に入り妊婦健診で問題なければ、散歩を行うようにしましょう。
通勤や買い物に車や自転車を使用せず歩くことで、運動不足を解消することができます。

まとめ

妊娠してから早いスピードで体重が増えてしまう妊婦さんも多く、どんどん増える体重にストレスを感じている人も多いでしょう。
頑張って運動や食事に気を付けても、どうしても妊娠中に体重は増えてしまいます。
これ以上努力しようもないのに、妊婦健診で体重を指摘されると、非常に腹が立ちます。

可能な限り努力してそれでも増えてしまう場合は、どんなに体重管理を指摘されても正直どうしようもありません。
出産までセーブした食生活をおくり、ある程度は医師や看護師の話を聞き流すことも大切です。