赤ちゃんが自分で動けるようになったら、家中にあるものを何でも触るようになります。
中には赤ちゃんにとって危険なものもあるので、ご家庭では安全対策を行う必要があります。
しかし、賃貸だと赤ちゃんの安全対策も限られてしまうため、赤ちゃんのお世話にストレスを感じてしまうこともあります。

そこで今回は、賃貸でもできる赤ちゃんの安全対策をご紹介いたします!

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賃貸でもできる赤ちゃんの安全対策

賃貸住宅の場合は原状回復義務があるので、退去時に元に戻せるように赤ちゃんの安全対策を行わなければなりません。
そのため、マンションやアパートなどの間取りによっては、どうしても安全対策ができずにストレスを感じてしまうことがあります。

そこで、原状回復できる赤ちゃんの安全対策をご紹介いたします!

釘を使わずに柱を立ててベビーゲートを設置する

L字になっている空間などは、突っ張り式のベビーゲートを使用することができません。
置き型のベビーゲートを設置する方法もありますが、サイズが合わなかったり場所を取ることがあるので、使い勝手が悪くなってしまいます。

そこでおすすめなのが、ディアウォールを使って柱を立てる方法です。
ディアウォールは、柱となる木材の上下に取り付けて立てるだけで固定されるので、釘を使用しません。
取り外しも簡単に行えるので、退去の際もスムーズに原状回復することができます。

また、柱1本だけだと安全面で不安だと言う人は、ベビーゲートとは逆側から壁と柱の間に突っ張り棒を1本加えることで、安全性を高めることができます。

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突っ張り棚で空間のデッドスペースを有効活用する

収納場所の限られた洗面所やトイレ・浴室などでは、床に物を置いているご家庭も多いと思います。
洗剤などは赤ちゃんが誤飲しやすいため、できれば赤ちゃんの手が届かない場所に収納したいですよね。

この場合、空間のデッドスペースを有効活用して収納スペースを作ります。
突っ張り棚を左右の壁に突っ張ることで、頭上に収納スペースを作ることができます。
商品によって耐荷重が異なるので、目的に合った突っ張り棚を選ぶようにしましょう。

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引き出しや扉にはチャイルドロックを設置する

100円ショップや赤ちゃん用品専門店・ホームセンターなどで、扉や引き出しが勝手に開かないようにするロックが販売されています。
両面テープで固定するタイプが主流なので、賃貸住宅の備え付けの家具に使用するには不安ですよね。

古い住宅などで、木材に直接ペンキで塗装されているような扉や引き出しの場合は、外した時に塗装が剥がれてしまうので使用できません。
持ち手の付いた観音扉式なら、持ち手にS字フックをひっかけるだけで扉が開くのを防ぐことができます。

それ以外の扉の場合は、退去時のチャイルドロックを取り外してもシールだけが残るだけなので、市販のシール外し専用のスプレーを使用することで綺麗にはがすことができます。

ベビーサークルをベビーガードにする

キッチンが独立しておらず、リビングと同じ空間にある賃貸住宅の場合、キッチンにベビーサークルを設置するのは難しいですよね。
この場合は、市販のベビーサークルでキッチンを囲むことでベビーガードにすることができます。
冷蔵庫との隙間や、食器棚との隙間にしっかりとベビーサークルを固定することで、子供が揺さぶったりしても動かないので安全です。

隙間テープで指詰め防止

扉を閉めた時にできる隙間を埋めるための隙間テープをふすまや引き戸に貼るだけで、赤ちゃんの指詰めを防止することができます。
赤ちゃんが大きくなって、思いっきり扉やふすまを閉めた時の防音対策にもなるのでおすすめです。

まとめ

ちゃんと気を付けて赤ちゃんを見ているけど、家事をしている時などはどうしても目を離してしまう時間ができます。
その時に赤ちゃんがケガをしないためにも、赤ちゃんのハイハイやズリ這いが始まったら、部屋の安全対策を行うようにしましょう。
今回は、賃貸でも原状回復ができるような安全対策を紹介しました。
賃貸のアパートやマンションにお住まいの方で、赤ちゃんの安全対策に悩まれている方は試してみてくださいね!