私たちが毎日口にする水は、特に安全面に気を付けて選びたいですよね。
ご家庭では、飲み水や調理用の水は水道水ではなく、ミネラルウィーターやウォーターサーバーの水を利用している人も多いでしょう。
蛇口をひねるだけで不純物を取り除いた水が飲める浄水器は、ウォーターサーバーやミネラルウォーターを購入するよりランニングコストが良いのでおすすめです。

今回は、浄水器の選び方とミネラルウォーターとの違いについてご紹介いたします。

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浄水器の選び方

日本の水道水は世界的に見て安全性が高いと言えます。
日本の水道水は、「水道法」が定める厳しい水質基準をクリアして私たちに届けられるため、水道水を直接飲み続けても健康を害することはありません。
しかし、水道水は殺菌目的に入れられている残留塩素による臭みやニオイが気になりますよね。
そのため、多くのご家庭では飲み水は、ミネラルウォーターやウォーターサーバーを利用しています。
しかし、継続的にウォーターサーバーやミネラルウォーターを購入し続けるのには費用がかかります。

そこでおすすめなのが、浄水器です。
浄水器は、蛇口をひねるだけで水が専用のフィルターを通過して出てくるので、不純物を取り除いたおいしい水を飲むことができます。
機種によって性能差がありますが、どの浄水器のフィルターも水道水の塩素を除去する能力を持ち合わせているので、ただ単に塩素臭い水を飲みたくない人には、浄水器の導入が最も安くつきます。

浄水器と蛇口が一体化されているものから、蛇口に後付けすることができる浄水器・ポット型の浄水器まで、様々な浄水器が販売されています。

種類 蛇口型 ポット型 置き型
特徴 ディスプレイ表示の浄水器なら、カートリッジの交換目安が分かりやすい 飲みきれる水だけ美味しい水が欲しい人におすすめ 飲料水以外に、料理や洗顔などにも使いたい人におすすめ
浄水能力
カートリッジの寿命 約3カ月 約3カ月 約1年
カートリッジの種類 2~5種類程度 1~2種類程度 1種類のみ
手軽さ

機種によってフィルター(カートリッジ)の寿命や浄水能力が違ってくる以外に、導入にかかる費用も異なるため、目的に合った浄水器を選ぶようにしましょう。

水道水はミネラルウォーターのより安全

水道水とミネラルウォーターは同じ水ですが、定められている安全基準が異なります。
水道水は「水道法」によって安全基準が定められていますが、ミネラルウォーターは「食品衛生法」によって安全基準が定められています。

水道法で定められている細菌の有無や成分基準値などの51もの項目を全てクリアすることで、水道水として使用することが許されます。
一方、食品衛生法の安全基準は、殺菌や除菌の工程がある場合は39項目、ない場合は14項目と水道水より少ないことが分かります。

そのため、国際的に見てもトップクラスの安全性である日本の水道水は、ミネラルウォーターよりも安全であると言えます。

浄水器を使用すれば、安全な水道水の塩素臭さや不純物の除去を行って、おいしい飲み水として水道水を使用することができます。

まとめ

飲み水用にミネラルウォーターやウォーターサーバーの水を使いつづけるのは、費用が気になりますよね。
浄水器なら、数か月に一度フィルターを取り変えるだけで、水道水を美味しい水にすることができます。
様々な種類があるので、用途に応じて導入することができます。
もし飲料水の節約を考え始めたら、浄水器を検討してみてはいかがでしょうか。